カテゴリー別アーカイブ: 弁護団の活動

4弁護団の共同記者会見

本日,3月11日に国と東京電力を相手とする訴訟を提起する4つの弁護団[福島原発被害首都圏弁護団,原発被害救済千葉県弁護団,「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団,福島原発被害弁護団]が都内で共同の記者会見を行いました。
当弁護団も訴訟の概要とともに,原発賠償において被害者が置き去りにされていること,区域外避難者のおかれた状況,区域内外を問わず被害者全員が救済されるべきであること,賠償問題のみならず責任ある恒久対策の必要性,そのためには国・東電の加害責任を明らかにする必要があることを述べました。
また,会見では,4弁護団の共同の声明が出されました。
4弁護団共同声明

なお,こうした提訴の動きは,4弁護団のみならず,夏から秋に向けて,各地にある弁護団であると聞いています。私たちは,こうした全国各地の弁護団と協力して,すべての被害者の被害救済と生活再建を求めていきたいと思います。

被害者(避難者)説明会(3月16日)を行ないます

被害者(避難者)向け説明会を3月16日に開催します。

日時:3月16日(土)午後1時から4時
場所:TKPスター会議室九段下
[東京都千代田区九段北1-12-3 井門九段北ビル2F]
交通:地下鉄東西線「九段下駅」 7番出口徒歩1分半蔵門線・新宿線「九段下駅」 3番出口徒歩2分

当日は,弁護団からの現状の説明,3月11日の第1次提訴の報告と今後の提訴方針,個別の相談会を行なう予定です。

3月11日に提訴します(第1次訴訟)

当弁護団は,福島原発事故により避難している被害者のうち5世帯(予定)を原告として,2013年3月11日,国と東京電力を被告とする集団訴訟を東京地方裁判所に提起します。

今後,数十世帯が2次訴訟,3次訴訟を提起する予定です。また,弁護団としては,今後,被害者説明会を随時開催していく予定です。