月別アーカイブ: 2013年3月

「動き出そう!第2回3・20広域避難者集会 in 東京」を行います!

「動き出そう!第2回3・20広域避難者集会 in 東京」のご案内

 原発事故から2年が経過しましたが、政府による避難者支援は遅々として進まず、東電が任意に支払っている賠償金は極めて低額であり、支援が乏しくなる中で、避難者のみなさんは苦しい生活を余儀なくされています。
 住宅などの支援を充実させ、東京電力に完全な償いをさせるには、ひとりひとりの行動が必要です。もはや黙っていては何も変わりません。みんなで一緒に動き出しましょう。
ぜひ、避難者の方をはじめ、多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。

日時:2013(平成25)年3月20日(祝・水)
午前10時40分~午後1時30分(10時20分開場)

場所:東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル3階
TKPスター貸会議室 四谷(第2会議室)
※四ツ谷駅前の四ツ谷交差点から新宿方向に向かって右手の歩道を約100メートル直進

 当日は、四ツ谷駅麹町口そばの「ニコラバレ修道院」地下にて、きらきら星ネットのボランティアがお子さまをお預かりしますので、お子さま連れの方はニコラバレにお寄りください。お昼をはさむので、会場内には飲食物の持ち込み自由です(申し訳ありませんが、ゴミはお持ち帰りください)。参加無料。事前予約等は不要です。多くの方のご参加をお願い申し上げます。

第1部 ミニシンポジウム「支援と賠償、今どうなってるの?」
パネリスト:森川 清(東京災害支援ネット代表、弁護士)
       信木美穂(きらきら星ネット共同代表、詩画集「絵と詩の祈り ひまわりの丘」著者)
       中川素充(福島原発被害首都圏弁護団共同代表、弁護士)
司   会:後閑一博(東京災害支援ネット事務局次長、司法書士)

第2部 思いを伝えよう!避難者リレートーク
※避難生活での思い、政府・自治体への要望、東電に言っておきたいことなど、避難者のみなさんは自由に発言してください。匿名での発言大歓迎!リレートークの内容は「避難者の声」としてまとめて活字化し、まとめて政府に要望書とともに届ける予定です。避難者の方は、この機会に是非発言をお願いします。

<主催>
東京災害支援ネット(とすねっと) きらきら星ネット 福島原発被害首都圏弁護団

この件の連絡先=下町の太陽法律事務所・山川幸生(弁護士)電話03(6659)3113
避難者の方は0120-077-311

本日提訴しました!

本日午後,3世帯8名が,国と東京電力(株)を被告として,東京地方裁判所に提訴しました。
いずれも区域外避難者です。区域外避難者は,被害者として扱われず,様々な軋轢や差別・偏見への恐怖などから,自らの被害をなかなか訴えられない状況にありますが,そういう被害者が声を上げたことは,他の被害者にとっても心強いものであり,本日の提訴は大きな意義があります。
今回は,小さな訴訟提起ですが,現在も区域内外を問わず数十世帯の被害者が依頼,相談しており,今後,追加提訴を行なう予定です。
また,避難者だけでなく,福島県内やその周辺で不安な日々を送っている方々からも依頼,相談を受けており,訴訟提起をする予定です。

入廷

提訴前の様子。真ん中は,原告の鴨下祐也さん。

DSC_0868

完成した訴状。提訴の受付を確認した印も押されています。

提訴会見

司法記者クラブでの提訴の記者会見です。

4弁護団の共同記者会見

本日,3月11日に国と東京電力を相手とする訴訟を提起する4つの弁護団[福島原発被害首都圏弁護団,原発被害救済千葉県弁護団,「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団,福島原発被害弁護団]が都内で共同の記者会見を行いました。
当弁護団も訴訟の概要とともに,原発賠償において被害者が置き去りにされていること,区域外避難者のおかれた状況,区域内外を問わず被害者全員が救済されるべきであること,賠償問題のみならず責任ある恒久対策の必要性,そのためには国・東電の加害責任を明らかにする必要があることを述べました。
また,会見では,4弁護団の共同の声明が出されました。
4弁護団共同声明

なお,こうした提訴の動きは,4弁護団のみならず,夏から秋に向けて,各地にある弁護団であると聞いています。私たちは,こうした全国各地の弁護団と協力して,すべての被害者の被害救済と生活再建を求めていきたいと思います。

被害者(避難者)説明会(3月16日)を行ないます

被害者(避難者)向け説明会を3月16日に開催します。

日時:3月16日(土)午後1時から4時
場所:TKPスター会議室九段下
[東京都千代田区九段北1-12-3 井門九段北ビル2F]
交通:地下鉄東西線「九段下駅」 7番出口徒歩1分半蔵門線・新宿線「九段下駅」 3番出口徒歩2分

当日は,弁護団からの現状の説明,3月11日の第1次提訴の報告と今後の提訴方針,個別の相談会を行なう予定です。

3月11日に提訴します(第1次訴訟)

当弁護団は,福島原発事故により避難している被害者のうち5世帯(予定)を原告として,2013年3月11日,国と東京電力を被告とする集団訴訟を東京地方裁判所に提起します。

今後,数十世帯が2次訴訟,3次訴訟を提起する予定です。また,弁護団としては,今後,被害者説明会を随時開催していく予定です。