集会「福島・区域外避難と私たち-苦難と希望の先にあるもの-」(9月11日)のご案内

9月11日の夜には,弁護団と連携関係にありますきらきら星ネット東京災害支援ネット(とすねっと)による集会「福島・区域外避難と私たち-苦難と希望の先にあるもの-」が行われます。


日時:9月11日(水)午後6時30分
場所:司法書士会館地下・日司連ホール(新宿区本塩町9-3)[アクセスマップ

【JR】 中央線・総武線 四ツ谷駅 徒歩5分
【東京メトロ】 丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅 徒歩6分

作家の雨宮処凛さんと避難者の方々とのトークのほか,福島県出身のジャズシンガーYUKARIさんのライブがあります。当弁護団も東京訴訟の現状等についてお話しします。

集会「福島・区域外避難と私たち-苦難と希望の先にあるもの-」

福島原発被害東京訴訟第2回期日のご案内

福島原発被害東京訴訟第2回期日のご案内です。なお,この期日は,3月11日提訴の第1次訴訟のものですが,7月26日に提訴しました第2次訴訟も,今後,第1次訴訟と併合して審理が進められる予定です。是非,一人でも多くの方にご参加頂ければと思います。

①福島原発被害東京訴訟 第2回期日
日時:9月11日 10時~
場所:東京地方裁判所 103号法廷
東京都千代田区霞が関1-1-4
今回は,放射能の基本をまとめた書面や「国策民営」と言われている我が国の原子力政策と今回の事故との関係などについて論じた書面などを提出する予定です。当日は,原告及び弁護団からの意見陳述を予定しています。

②報告会
日時:9月11日 11時~
場所:弁護士会館10階1006号AB会議室
東京都千代田区霞が関1-1-3
当日の裁判の説明,これまでの経過報告とともに,今後の手続の流れや方針などについて,弁護団からご報告する予定です。

福島原発被害東京訴訟・第2回期日案内

本日,第2次提訴をしました。

本日午後,福島原発被害東京訴訟の第2次提訴を本日行いました。
原告は,14世帯40名の方で,区域外だけでなく避難区域からの避難者も含まれています。また,避難せず,地元にとどまっている人も原告となっています。
提訴後は,報告会(兼会見)を実施し,弁護団の報告や今回提訴した原告の方のお話などをしました。

今年の3月11日に第1次訴訟を提起してから,訴訟を起こしたいと相談に来られる方が徐々に増えています。
今後も,当弁護団は,区域内外,避難している・していないを問わず,東京電力・国の責任を明らかにし,生活再建のための完全賠償,諸施策の実現のために原告や支援の皆さまとともに頑張っていきたいと思います。

弁護団への相談等については,下記事務局までご連絡下さい。
[弁護団事務局]
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-11-12岩下ビル4階 オアシス法律事務所内
電話:03-5363-0138
FAX:03-5363-0139
shutokenbengodan@gmail.com

説明会[栃木県県北地域]を行ないます(6月29日)!

4月に引き続き,6月29日に,栃木県北地域での原発事故の賠償請求に関する地域住民・事業者向け説明会・相談会を開催します。

日時:2013年6月29日 14時00分から
場所:そすいスクエア アクアス の2階会議室
[栃木県那須塩原市西大和1−8]
[JR西那須野駅から徒歩6分。東北自動車道・西那須野塩原ICから車で約10分。]
地図は→ http://sosui-square-aquas.jp/access.html

原発事故に関する福島県外の住民に対する賠償については,全く進んでいませんし,東電も基本的に応じようとしません。また,事業者に対する賠償については,風評被害などで一部なされているものの,充分なものではありません。また,単に賠償問題だけでなく,除染や子どもの健康問題,医療費など原状回復,恒久対策についても,遅々として動いていません。

これらを変えていくためには,裁判などを通じて,東京電力や国の加害者としての責任を明らかにしていく必要があると考えます。
説明会では,原発事故の賠償問題に関する現状,3月11日に東京地裁で提訴した集団訴訟の概要,今後の住民被害・企業損害の賠償請求の考え方等についてご報告するとともに,栃木県北地域における集団訴訟に向けた方針についてご説明します。この取り組みは,単に賠償問題だけでなく,除染や子どもの健康問題,医療費など原状回復,恒久対策を求めていく上でも重要なものですので,そのことについてもご説明します。
そして,説明会後には,希望者には,個別の相談会を行ないます。

お問い合わせは,当弁護団(オアシス法律事務所 03-5363-0138)まで。

[この記事の短縮URL] http://wp.me/p3fgyo-4C

福島原発被害東京訴訟・第1回期日報告

本日午前10時から福島原発被害東京訴訟の第1回期日が行われました。朝から雨が降っているなか,どれだけの方がくるか心配でしたが,多くの支援者,各地の弁護団などが集まり,バーの中も傍聴席も,ほぼ満席となりました。

法廷では,まず,原告の訴状の陳述,国及び東京電力の答弁書の陳述がなされました(ちなみに,「陳述」と言っても全部読み上げるのではなく,提出することで「陳述」した扱いになります。)。

国も東京電力,それぞれの責任について争う姿勢を示しています。
国は,具体的にどう争うのか明確にしていません。
東京電力は,地震や津波について予測不可能であったなどとして,過失などはなかったと主張しています。
このような甚大な事故を引き起こしながら,このような無自覚,無責任な応答しかしない東京電力・国の姿勢は,到底許されるものではありません。(なお,東電は,原賠法に基づき,原子力損害賠償紛争審査会の定める指針に従って賠償する姿勢は示しています。しかし,この中間指針というのは,全く法規範性もないし,その水準としても被害者の生活再建に資する内容ではありません。特に,区域外避難者にとっては,雀の涙程度の賠償しか応じないということを示しているものです。)

その後,原告である鴨下祐也さんの意見陳述がなされました。
鴨下さんは,子どもたちを避難させることを決意した経緯,二重生活の困難性,地元を離れることを決意する経緯,奪われた生活などを訥々と,時には嗚咽をこらえ語っていました。
「余震が続き、ろうそくの明かりで荷造りをしたあの日。車に積める荷物も限られ、息子たちは、3つしか持たせてやれなかったおもちゃを抱きしめて、生まれ育った家を離れ、以来、一度も戻ることなく、2年3か月の避難生活を続けています。」「そんな私の苦労を知っていたのか、息子たちは、私の前では決して涙を見せませんでした。」「当時8歳だった長男は、『帰りたい』と、ぐずる弟の口を塞ぎ、黙って涙をこぼしていたそうです。また、マスコミにマイクを向けられ、「福島に帰りたい?」と聞かれた時は、うつむいたまま、「聞かないで」と答えていました。」「私達が住んでいた街は、緑がとても美しいところでした。春には山菜が採れ、夏は岩魚が釣れ、秋にはキノコが実ります。仕事帰りの父親は、海岸でアイナメを釣り、晩の食卓を飾ります。決して贅沢ではなく、それが当たり前だった福島。その豊かさの全てが、放射能汚染によって奪われてしまったことを、今も悔しく思います。」

続いて,弁護団共同代表の中川弁護士が,被害者の置かれた現状,東京電力・国の不誠実性,本件訴訟で問う被告らの責任,裁判所に求められることについて述べました。
「・・・これまで司法は残念ながら,一部の下級審判断を除いて,これまでの原発,原子力政策を追認する判断を下してきました。この場でその判断の当否を問うものではありません。しかし,その結果発生したとも言うべき被害に対して,司法が,真摯に目を向けて被害回復に道筋をつけるか,再び,被害者の被害実態から目を背け,何重もの苦しみを与え続けるか,今こそ司法が問われています。」

その後,弁護士会館にて報告集会(兼記者会見)を行いました。会場は,満席で立ち見も出るほどでした。
報告集会では,弁護団の解説がなされた後,原告の鴨下さんなど原告さんの感想,各地の弁護団[大阪,神奈川,千葉,兵庫,浪江町ADR申立]や支援者からの激励の挨拶を頂きました。これまで公害,薬害をたたかってきた方も応援に駆けつけており,大変心強かったです。

福島原発被害東京訴訟・第1回期日・報告集会

さらに,支援団体である「福島原発被害東京訴訟サポーターズ」(ブログ)の結成の報告及び参加呼びかけが行われました。こうした国や東京電力という大きな「権力」に対する裁判は,単に法廷だけでなく,法定外の幅広い支援が不可欠です。原告・弁護団としても,大変心強く思います。

サポーターズ募集チラシは→福島原発被害東京訴訟サポーターズ・募集

福島原発被害東京訴訟サポーターズ・募集(画像)

次回の裁判は,9月11日午前10時,次々回の裁判は,11月27日午後1時10分
いずれも東京地方裁判所の103号法廷で行います。
裁判終了後は,報告集会を行います。

これから大変なたたかいが本格的に始まります。今後とも,ご支援のほどを宜しくお願いします。