当弁護団の共同代表である弁護士森川清が代表をし,他の団員も参加しています東京災害支援ネット(とすねっと)が,「3・11福島から東京へ~広域避難者たちと歩む」(」(山吹書店1785円)を出しました。
朝日新聞の読書面,書評サイトにも登場しました。避難者を受け入れたはずの東京都の冷たい対応,原発事故を引き起こした東電や国の無責任さ,困難のなか必死に生活している避難者(被害者),暗中模索で悪戦苦闘しているボランティアなどなど,そして,今もさほど実態が変わっていないことが分かります。ぜひ,お読み下さい。
[主な内容]
3・11のあと福島から東京に避難してきた人びとは
着の身着のままでほとんど何も持たず
しかし,避難所に準備されていたのはパンと水だけだった。
さらにつづく避難区域指定による差別,二重生活の苦労,被曝の不安…
何とかしなくちゃ
〈とすねっと〉は
避難所に炊き出しを届け,情報を届け,相談活動やニーズ調査をおこない
国や東京都,東電への要請を繰り返し,集会を開催。
そして,避難者の当たり前の生活を取り戻すための
仮設住宅での生活支援子ども支援、癒しと楽しみのチャリティイベント。
明日は今日よりもよくなると思えるように
〈とすねっと〉の疾風怒涛の日々はつづく。